[阪田製作所] セーラー万年筆インク止め式 14K

¥10920

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商品の説明

阪田製作所のセーラー万年筆です。
小振りのエボナイトボディのインク止め式、ニブは14Kとなります。

＜品物について＞
家で保管されていた万年筆です。
大昔に会社の事務所を兼ねていたので当時使用されていた品かと思われます。

＜状態＞
状態としては使用感があります。
エボナイトと漆の変色が見られます。
ニブに歪みが見られます。

尻軸に傷があります。
細かい擦り傷など見られます。

紐などを付けるタイプのキャップですのでクリップは有りません。
真鍮部分は変色が見られます。

エボナイトと漆の変色が見受けられます。
経年を鑑みれば妥当な範囲かと。

ネジ部分などは画像の通りです。
グリスを使用して運用する分には問題なく使用できそうかと。

ニブについてはルーペにて拡大していますのでよくよくご覧ください。
多少歪みが見受けられます。

＜万年筆の特徴など＞
セーラー万年筆の前身である阪田製作所のセーラー万年筆です。
セーラーの場合もブランド名が後にそのまま会社名となったパターンですね。

ルーぺと比較しての通りポケットサイズの小振りな万年筆です。

特徴としては当時のロゴの品であることとインク止め式であることが挙げられます。

当時は錨マークだけでなくセーラーマンもロゴに刻まれており、錨ではなく水兵がメインとなっております。
呉が軍港であったこともあり水兵がモチーフですがその意図は製品を輸出するほどの発展を願ったもののようです。
実はこの水夫の実物の看板はけっこうポパイに似ていたりします( > _ > ;)
プラチナといい当時の著作権はだいぶ緩かったようです、、、

インク止め式は、軸部分にスポイトなどでインクを入れ、軸の頭部分のネジを回してインクを供給するタイプの万年筆です。
要領としては半クラッチに近いものがあり、ある程度回さないとインクが出ず、回し過ぎるとインクが垂れるなどの事故が起こります。

ニブは古い世代のものですのでフレックスニブとなっております。
歪みはありますがペンポイントは揃っていてだいぶ軟調です。

＜最後に＞
コレクションとしても面白い品ですので多少面倒を楽しめる方などいかがでしょうか？

老体なので実用の場合にはそれなりに労わってあげてください。

以上、よろしくお願いいたします。